SwitchBot(スイッチボット)のハブミニ・ハブミニ(Matter対応)・ハブ2・ハブ3の違いを公式の比較表から整理。温湿度センサー、Matter、ネットが落ちたときの操作、ハブ3だけの機能で選び方を解説します。

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「SwitchBot のハブを買おうとしたら、ハブミニ・ハブ2・ハブ3と並んでいて違いが分からない」 「ボットやカーテンを外から動かしたいけど、どれでも同じ?」
結論から書きます。赤外線リモコンをまとめる機能と、SwitchBot の Bluetooth 機器をネットにつなぐ機能は、4 機種とも同じです。違いは センサー・Matter・ネットが落ちたときの操作・本体の画面とボタン の 4 点で、選び方は次のとおりです。
この記事は、SwitchBot 公式サポートの相違点の比較表と公式ストアの商品説明をもとに、4 機種の違いを整理します。
ハブの役目は 2 つです。
2 つ目が見落とされがちです。公式サポートによると、温湿度計を単体で使うと、スマホが Bluetooth の届く範囲にいるときしか値を見られません。ハブの近くに置くと自動でネットにつながり、外出先から値を確かめたり、温湿度をオートメーションの条件にしたりできるようになります。
公式の比較表から、選ぶときに効く行を抜き出しました。
| ハブミニ | ハブミニ(Matter対応) | ハブ2 | ハブ3 | |
|---|---|---|---|---|
| 赤外線リモコン | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 温湿度センサー | × | ×(専用ケーブルで○) | ○ | ○ |
| 照度センサー | × | × | ○ | ○ |
| Matter | × | ○ | ○ | ○ |
| Matter で他社アプリに同期できる機器数 | - | 4 | 8 | 30 |
| 本体で手動シーンを操作 | × | × | ○ | ○ |
| 赤外線リモコンのローカル操作 | × | × | ○ | ○ |
| Bluetooth リモコン (Fire TV など) | × | × | × | ○ |
| 人感センサー | × | × | × | ○ |
| 天気・日時の表示 | × | × | × | ○ |
| 接続端子 | Micro USB / USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C |
ハブ2 とハブ3 は、付属のケーブルに温湿度センサーが入っていて、本体に照度センサーがあります。「湿度が下がったら加湿器をオン」「暗くなったら照明をオン」のように、測った値で家電を動かせます。
ハブミニ(Matter対応)も、温湿度センサー入りの専用充電ケーブルを使えば温湿度に対応します (比較表の備考)。照度センサーはありません。
温湿度計を別に持っているなら、ハブミニでも温湿度を条件にした自動化はできます。前の節のとおり、温湿度計の値はハブ経由でネットに届くからです。
Matter はスマートホーム機器の共通規格です。Matter 対応のハブを使うと、赤外線家電や、もともと HomeKit に対応していない SwitchBot の機器を、iPhone のホームアプリや Google Home で操作できるようになります。
違いは、他社のアプリへ同期できる機器 (サブデバイス) の数です。ハブミニ(Matter対応)は 4、ハブ2 は 8、ハブ3 は 30 です。カーテンとロックだけなら 4 で足りますが、家中の機器をホームアプリに集めたいならハブ3 が向きます。
iPhone のホームアプリで使うには、HomePod mini か Apple TV のようなホームハブも要ります (ハブミニ(Matter対応)の設定手順)。
比較表の「赤外線リモコンローカル操作」は、ハブ2 とハブ3 だけが対応しています。ハブ2 の商品説明には、ルーターやサーバーに障害が起きても、スマホの Bluetooth でエアコンを操作できるとあります。ハブ3 にも同じ「ローカルコントロール機能」があります。
エアコンを外出先から操作する使い方 (ペットの留守番など) が中心で、回線の障害時にも手元で操作したいなら、ハブ2 以上を選びます。
ハブ3 は「スマホを出さずに本体で操作する」方向に進んだ機種です。
公式ストアの説明でも、機械の操作が苦手な人や高齢の人でも使いやすい点が挙げられています。テーブルに置いても、玄関の壁に掛けても使えます。
赤外線家電をスマホと音声でまとめて操作できれば十分なら、ハブミニで足ります。今買うなら、Matter に対応し、端子も USB Type-C の Matter 対応版を選んでおくと、後から iPhone のホームアプリに広げられます。
SwitchBot ハブミニ (Matter対応)
「室温が上がったらエアコン」「湿度が下がったら加湿器」を、温湿度計を別に買わずに組めます。ネットが落ちたときのローカル操作もあります。Wi-Fi は 2.4GHz 帯のみの対応なので、ルーターの設定を確かめてから買います。
SwitchBot ハブ2
本体のダイヤルとボタンで操作でき、人感センサーと画面もあります。Matter で同期できる機器も 30 と多いので、SwitchBot の機器を何台も持っている家の中心に置く 1 台です。
SwitchBot ハブ3
NFCタグでSwitchBotを操作する記事では、Tasker から SwitchBot API を呼んでシーンを実行しました。API で Bluetooth の機器を動かす場合も、ハブが要ります。
SwitchBot API のドキュメントには、ボットやカーテンのような Bluetooth の機器を API で使うには、先にハブ (ハブ2 / ハブミニ(Matter対応) / ハブミニなど) を追加する必要があると書かれています。赤外線家電の仮想リモコンを作るのにもハブが要ります。
API から動かすだけなら、どのハブでも同じです。機種は、前の節の用途で選んで構いません。
公式サポートによると、ハブ2 やハブミニに登録した赤外線リモコンは、ハブ3 に移せます。古いハブは、別の部屋や別の階で使うことが案内されています。
いきなり上位機種を買う必要はありません。まずリビングにハブミニかハブ2 を置き、足りなくなったらハブ3 を買って、古いハブを寝室に回すという順でも無駄になりません。
ハブを置いたら、NFCタグでSwitchBotを操作する方法で、タッチひとつでシーンを動かす仕組みも作れます。